セネガルのライフステージ支援は、単一の正式分類に基づくのではなく、分散している。幼少期、青年期、高齢期には公的な重点支援が一部ある一方、他者に依存する人のケアは主に家族、親族、近隣住民、地域ネットワークが担う。全国共通の介護保険、在宅ケアサービス、標準的な介護者手当は確立されていない。国の規則は市町村、県、地域、公的機関、地域サービスを通じて実施されるため、都市部と農村部で利用可能性が大きく異なり得る。2023年第5回人口・住宅国勢調査の人口は18,126,390人だった。15歳未満は39.1%、15~64歳は57.1%、65歳以上は3.8%。5歳未満は12.4%、人口の約4分の3は35歳未満、中央値年齢は19歳、平均年齢は23.6歳だった。従属人口比率は75.2で、農村部は92.7、都市部は63.0。15歳未満は農村人口の44.5%、都市人口の34.7%を占め、中央値年齢は農村部16.6歳、都市部21.0歳だった。こうした数値から、都市外では幼少期、青年期の移行、世帯支援の必要性が特に高い。 子どもの最初の正式な移行は、市町村のofficier d'état civil(身分登録担当官)による出生登録から始まる。登録は1か月以内に行う。親、親族、医師、助産師、伝統的産婆、証人が出生を届け出られる。1か月15日を過ぎて1年以内の登録には、医師または助産師の証明書、あるいは成人証人2人が必要。1年を過ぎると裁判所の決定が必要になる。最初の登録と初回証明書は通常無料で、その後の証明書は普通紙なら無料の場合がある一方、印紙が必要な場合もある。出生登録は就学、身分証明書、後のサービス利用への実務的な入口となる。地域ごとの登録率にはばらつきがある。2012年以降の登録について古いUNICEFの指標は約70%と推定していたが、現在の全国率ではない。 就学は6歳から16歳まで義務である。親には入学手続きと定期的な出席を確保する責任がある。16歳未満で普通教育を離れる子どもには、職業・技術訓練(FPT)など別の選択肢への案内が想定されている。公立・私立学校、ダアラ(コーラン学習機関)、その他のノンフォーマル教育機関で学ぶことができる。保護・医療サービス、ソーシャルワーカー、地域社会、児童保護委員会は、暴力、搾取、人身取引、路上物乞い、退学、児童婚、女性性器切除・割礼などのリスクに対応する。子どもの健康、安全、道徳的福祉、教育が危険にさらされる場合、Tribunal pour enfants(児童裁判所)や司法・社会サービスが教育的支援を提供できる。遺棄された子どもや発見された子どもには、親権委任や養子縁組などの保護措置を取る場合がある。過去のUNICEF指標では、2014年にダカールの路上で毎日物乞いをする子どもが約30,000人、15歳未満の少女の14%が女性性器切除・割礼を受けていたこと、20~24歳女性の31.5%が18歳前に結婚していたことが記録された。いずれも古い指標で、現在の全国推計ではない。 青年期の進路も多様である。普通教育、ダアラ、ノンフォーマル教育から、BFEMやBaccalauréat、職業・技術訓練、伝統的徒弟制度、雇用、自営業、さらなる教育へ進むことがある。セネガルには法定の青年年齢範囲が一つに定まっていない。保護上、18歳未満は子どもであり、義務教育は16歳で終わる。現行労働法は、閣僚命令による例外を除き、15歳未満の雇用や徒弟を原則禁止する。年齢規則を変更する2026年の労働法改正案は、確立した現行法ではない。Agence nationale pour la promotion de l'emploi des jeunes(ANPEJ)は情報、就業能力支援、資金調達案内、プロジェクト支援を提供するが、訓練枠や仕事を自動的に提供するものではない。非公式就労は依然として重要である。プログラムごとに独自条件がある。たとえば2024年のCSFP IAA募集では、18~30歳、出生証明書とBFEM・在学証明・CAPのいずれか、登録料5,000 FCFA、国が90%、受講者が10%を負担する条件だった。これは全国共通料金や規則ではない。 成人期の移行には、就労、法的身分、結婚、子育て、社会保障が一般に関わる。結婚には双方の本人同意が必要である。Code de la famille(家族法)では通常の最低年齢は男性18歳超、女性16歳超で、未成年者には親権者の同意も必要となる。重大な理由があれば、地域裁判所長が調査後に免除を認めることがある。婚姻はofficier d'état civilが登録する。出生、婚姻、死亡記録は就学、投票権、相続、公的サービス利用に影響し得る。死亡も1か月以内に届け出る。1か月15日を過ぎて1年以内の届出には医師の証明書または成人証人2人が必要で、それ以降の登録には裁判所の決定が必要。 正式な老齢保障は主に、民間部門労働者向けIPRES、公務部門労働者向けFNRを通じた登録雇用に結びつく。非公式労働者は、働いているだけで同等の拠出年金を自動的に受け取れるわけではない。高齢者には、60歳以上を対象とする医療支援Plan Sésameがある。対象者には無料を意図しているが、本人確認、紹介、薬の入手可能性、施設の収容力が実際の利用を妨げる場合がある。CMUや相互扶助型健康保険も、非公式部門や農村部の人々を支援し得る。障害のある人はCarte d'égalité des chancesを申請でき、医療保障、社会支援、一部の無料サービスへのアクセスを促進することがあるが、現金給付や個別ケアサービスが自動的に付くわけではない。2023年国勢調査では、1歳以上の7.3%に障害が記録され、65歳以上は障害者人口の36.4%を占めた。視覚と歩行の困難が比較的多く、それぞれ3.9%、3.7%。地域別割合はジガンショールの9.8%、サン=ルイの9.7%から、ケドゥグーの5.9%、タンバクンダの6.0%まで幅があった。 ケアへのアクセスは個別事例やプログラムに左右される。病院、リハビリテーション、ソーシャルワーカー、CMU、障害者カード、地域支援が役立つことはあるが、全国的な評価制度、普遍的な在宅ケア、標準的なレスパイトサービス、全国一律の介護者手当は確認されていない。病気、障害、死亡、死別、仕事や収入の喪失、洪水、干ばつ、食料不安、避難などの危機は、どのライフステージの移行も中断させ得る。Plan ORSECは災害対応を調整し、知事、県知事、市民保護機関、医療・社会サービス、警察、司法、教育、児童保護機関を通じ、公的・民間資源を動員できる。2024年の河川洪水は約130,000人に影響し、そのうち約54,000人は子どもで、約7,230人が避難した。貧困・脆弱世帯の特定に使われる登録簿RNUと、国の社会セーフティネット計画PNBSFは支援対象の特定を助ける。2026年のRNU対象基盤は、貧困・脆弱世帯996,194世帯だった。緊急・人道支援は状況ごとに異なり、一般的に保証された現金給付やケア受給権を意味しない。書類不足、農村部の距離、貧困、退学、ジェンダー不平等、非公式雇用は移行を妨げ得る。実務上は身分記録を維持し、担当する地域サービスを確認し、プログラムごとの適格条件を調べ、地域間の実施差を考慮する必要がある。
ライフステージ:セネガル
セネガルには、幼少期から高齢期までを自動的に支援する単一の国の制度はない。支援は、身分登録、教育、就労、社会保障、医療、緊急サービスを通じて組み立てられる。2023年国勢調査の人口は18,126,390人で、15歳未満は39.1%、15~64歳は57.1%、65歳以上は3.8%だった。利用可能性は書類、世帯資源、ジェンダー、距離に左右され、都市外ではサービスの不足がより大きい。
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