カトリック教会は、ブルンジで最大の宗教コミュニティです。プロテスタント教会には、聖公会、フリー・メソジスト教会、ペンテコステ派教会などがあり、そのほかにも多数の小規模な教会があります。イスラム教徒のコミュニティは主にスンニ派で、ブジュンブラを中心に、シーア派や少数のイスマーイール派も存在します。エホバの証人、正教会、末日聖徒イエス・キリスト教会、Eglise Vivante、Eglise du Bon Berger、ヒンズー教徒、ジャイナ教徒など、その他の小規模なコミュニティも存在します。2022年、ブルンジ内務省は、約16,000の登録宗教団体があると報告しました。その大半は小規模な独立系キリスト教会です。 2008年の国勢調査では、カトリック62%、プロテスタント21.6%、アドベンチスト2.3%、イスラム教徒2.5%、宗教に所属しない人6.1%、先住民宗教の信者3.7%でした。2016~2017年の人口統計・保健調査(DHS)では、その標本においてカトリック61.2%、プロテスタント27.6%、イスラム教徒4.6%、アドベンチスト3.4%、無宗教2.4%でした。この標本は全国国勢調査の代わりにはなりません。宗教コミュニティによるイスラム教徒約12~15%という推計には異論があり、確定した全国統計として扱ってはなりません。 ブルンジでは、宗教コミュニティはしばしば宗教宗派(confessions religieuses)と呼ばれます。主な包括組織には、ブルンジ・カトリック司教協議会(Conférence des Évêques Catholiques du Burundi (CECAB))、ブルンジ全国教会評議会(Conseil National des Églises du Burundi (CNEB))、ブルンジ・イスラム共同体(Communauté Islamique du Burundi (COMIBU))があります。各宗教団体は、礼拝、祈り、説教、断食期間、宗教上の祝祭を行います。先住民宗教の実践については、全国一律の制度的な利用方法や料金はありません。 宗教集会は、公共秩序、周辺環境、衛生、間隔、騒音制限に関する要件を満たさなければなりません。当局は、無許可の会場や過度の騒音に対して措置を取ってきました。そのため、宗教儀式や祝祭は、適切な会場で、適用される地域の要件に従って行う必要があります。 公式の祝日一覧には、昇天祭、8月15日の聖母被昇天祭、11月1日の諸聖人の日、12月25日のクリスマスに加え、ラマダン明けと犠牲祭(イード・アル=アドハー)が含まれます。イスラム教の祝日はイスラム暦に従うため、グレゴリオ暦での日付は年によって変わります。 ブルンジの公教育には、宗教教育と道徳教育が含まれます。利用可能性に応じて、生徒はカトリック、プロテスタント、イスラム教の教育、または道徳教育を選択できますが、在籍者数が不足すると選択肢が制限される場合があります。宗教学校は通常、特定の宗教コミュニティが運営する地域の教育機関です。2022年法は、すべての宗教団体に、学校、保健センター、または同等の事業など、経済的または社会的な取り組みを行うことも求めています。 2018年憲法は、ブルンジを宗教の多様性を尊重する世俗共和国と定めています。憲法は、宗教、思想、良心、意見の自由を保障し、宗教を理由とする差別を禁止しています。これらの権利を、国家の統一、平和、民主主義、独立、または世俗的性格に反する目的で行使することはできません。政党は宗教的暴力、排除、憎悪を促進してはならず、ブルンジは市民的及び政治的権利に関する国際規約の締約国でもあります。 宗教コミュニティは、活動を開始する前に、内務・コミュニティ開発・公共安全省(Ministère de l’Intérieur, du Développement communautaire et de la Sécurité publique)に登録しなければなりません。この手続きは、2014年12月31日法律第1/35号を改正する2022年9月16日法律第1/30号によって規定されています。ブルンジの独立系コミュニティには少なくとも300人、外国系コミュニティには国内で少なくとも500人の構成員が必要です。申請書には、特に、名称と所属、規約、ブルンジ国内の登録事務所、外国の本部、運営機関、法的代表者、所有権および銀行口座に関する情報を含めなければなりません。 法的代表者は、ブルンジ国民で、30歳以上であり、少なくとも学士号を取得していなければなりません。運営機関は五年間の任期で選出され、民主的に更新されることが望まれます。外国に本部を置くコミュニティには、さらに、枠組み協定と、外国からの資金提供に関する検証可能な説明が必要です。施設は建築および衛生上の要件を満たさなければならず、勤務時間中の活動には内務省の許可が必要です。適用される規則の下では、無神論の促進は禁止されています。 国際宗教自由報告書によると、登録料は20,000 BIFで、処理には通常二~四週間かかります。申請前に、料金と申請手続きを担当省庁に確認してください。一般的な免税制度はありませんが、慈善目的の輸入品や、一定の条件下では宗教学校向けの特定のインフラ・設備が関税免除の対象となる場合があります。商業活動による利益や販売収入は課税対象のままです。儀式や学校の料金は、各宗教コミュニティが定めます。 活動が拒否、停止、または解散させられた場合、事案に応じて、六か月から五年の禁錮、罰金、またはその両方の罰則が科される可能性があります。暫定的な法的地位が認められる場合でも、二年を超えることはできません。そのため、宗教コミュニティは活動を開始する前に、登録、代表者、施設、資金について明確にしておくべきです。 ブルンジ宗教間評議会(Conseil Interconfessionnel du Burundi (CICB))は、Religions for Peace Burundiとしても知られ、CECAB、CNEB、COMIBUを結び付けています。同評議会は、協力、社会正義、平和、和解、持続可能な開発を支援しています。そのネットワークは、国、州、地域、教会・会衆の各レベルで活動し、女性と若者のネットワークも構想されています。CECABの正義と平和の司教委員会(Commission Episcopale Justice et Paix)は、八つの教区委員会を通じて、調停、地域対話、平和教育、和解、人権に取り組んでいます。 宗教上の人生儀礼には、洗礼、聖餐または聖体拝領、キリスト教徒の結婚準備と結婚式、イスラム教徒の結婚、祈り、埋葬の慣行などがあります。CECABはキリスト教徒の結婚に関する基準を公表しています。ただし、全国一律の宗教儀礼や、全国一律の料金・期限はありません。教会やイスラム教の儀式が民事登録の代わりになるわけではないため、その法的効果は担当政府機関に別途確認する必要があります。カトリックとプロテスタントの手続き、および都市部でのイスラム教のサービスは、実際の利用可能性の観点から特に重要です。
ブルンジの宗教
ブルンジは宗教的に多元的な国です。2008年の国勢調査では、人口の62%がカトリック、21.6%がプロテスタント、2.5%がイスラム教徒、3.7%が先住民宗教の信者でしたが、これらの数値は古くなっています。宗教は、礼拝、祈り、祝日、学校、人生儀礼、法的承認、宗教間対話に影響を与えています。
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