保健・公衆衛生・国民皆保険省(Ministère de la Santé, de l’Hygiène Publique et de la Couverture Maladie Universelle)が公的保健制度を監督する。地域保健局は33か所、保健地区は113か所ある。第一段階は一次医療施設(ESPC)で、保健センター(centre de santé)、CSR、CSU、SCOM、FSUなどを含む。これらは一般診察、簡単な治療、経過観察を行い、施設によっては検査や画像診断も提供する。FSUでは小児科、婦人科・産科、歯科を追加で提供する場合がある。第二段階は一般病院(HG)と地域病院センター(CHR)で、一般・専門診察、入院治療、検査・画像診断を行う。大学病院センター(CHU)と専門機関は、第三段階として複雑な診断、専門治療、入院医療を提供する。 2024年RASS報告書(RASS 2024)によると、第一段階の施設は3,286か所、HGは114か所、CHRは22か所だった。人口の約82%は保健センターから5キロ未満の場所に住んでいた。それでも、人員、診療時間、検査、医薬品、入院枠が実際に利用できるかは、保健地区、都市と農村の違い、Abidjanの内外によって異なる。紹介は通常、一次医療からHGまたはCHRへ進み、複雑な医療が必要な場合はCHUへ向かう。受け入れと移送は事前に確認する。 予防医療には、定期予防接種、妊婦健診(CPN)、産後ケア(CPoN)、家族計画、HIV・結核・マラリアの検査、栄養サービス、水・衛生プログラムが含まれる。生後0~15か月の子どもの定期予防接種は公式に無料である。地域保健従事者(Agents de santé communautaire)は、家庭訪問、巡回サービス、地域の集まりを通じて医療を支援する。妊娠したら、できればCPNを受け、産科施設(maternité)などで経過をみてもらう。合併症はHG、CHR、CHUへ紹介される。マラリアは医療相談のおよそ30%を占め、HIVや結核とともに国の重点保健課題の一つである。 医薬品は薬局またはその他の認可された販売所から入手する。処方箋、認可、在庫を確認する。2022~2025年に担当当局は民間施設1,119か所を検査し、455か所を閉鎖し、基準を満たさない、または偽造された医薬品14.5トンを押収した。無許可の診療所や非公式販売者は、同等に安全な代替先ではない。 退院や紹介の後は、書面による指示、処方箋、予定された再診日を保管する。慢性疾患には定期的な診察と継続的な医薬品供給が必要である。HIVには確立した経過観察網がある一方、精神医療、リハビリ、長期ケアは場所によって利用しやすさが異なる。全国一律の経過観察手順、料金表、すべてのサービスの確実な提供は確立されていない。 国民皆保険(Couverture Maladie Universelle)はIPS-CNAM機関(Institution IPS-CNAM)が運営する。拠出制のRGB制度(RGB)の保険料は1人当たり月1,000 FCFAで、拠出なしのRAM給付(RAM)は支援を必要とする人向けのCMUサービスである。登録、保険証、対象サービス、自己負担、施設の契約状況を現地で最新情報とともに確認する。CMUは医薬品の在庫、専門医の受診、短い待ち時間を保証しない。フランス語の影響を受けた行政・医療用語では、centre de santé、district sanitaire、maternité、CHUなどの用語が検索に役立つ。利用できるサービス、料金、処方箋、紹介、予想待ち時間を尋ね、診療記録を保管する。処方と再受診指示に従う。認可事業者には、免許を持つ人員、衛生的な手順、規則に沿った医療廃棄物処理、適合した医薬品供給が求められる。
コートジボワールにおける医療
コートジボワールの医療には、公立・民間施設、地域密着型サービス、専門クリニックが含まれる。通常、最寄りの保健センターから受診し、より高度な医療が必要な場合は地区病院または大学病院へ進む。距離、人員配置、検査、医薬品の供給、交通、費用は地区や施設によって異なる。
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