ギニアビサウの就学前教育は、Educação Pré-Escolar(就学前教育)またはJardim(幼稚園)と呼ばれ、一般に約3~6歳の子どもを対象とします。義務教育ではなく、公立、私立、地域、協同組合の各機関が提供します。国の規制はありますが、実際の提供は主に民間・地域の提供者が担います。全国では子どもの約14%しか就学前教育を受けておらず、割合はビサウで約53.5%、バファタで約3%です。2024/25年度には課程が刷新され、教育者467人が研修を受け、子ども7,835人の就学が支援されました。就学前教育機関の全国一律の料金や品質基準は十分に文書化されていません。 基礎教育は9年間で、法律上は一般義務教育です。最初の4学年が基礎教育第1サイクル(EB1)、5・6学年が第2サイクル(EB2)、7~9学年が第3サイクル(EB3)です。EB1とEB2を合わせると、国際的な意味での6年制初等教育に相当します。通常、10月1日までに6歳になる子どもは1年生に入学します。10月2日から12月31日までに6歳になる子どもも、申請すれば入学できる場合があります。ただし、6年間の初等教育全課程を備える学校は約4分の1に限られます。 中等教育は10~12学年で、EB3の後に続きます。一般、技術、職業の進路があります。職業教育が学校制度の一部を成すのは、中等教育内またはその修了後の進路に限られます。全国修了試験や各サイクルの試験は、適用される法律・資格制度に基づきます。12学年修了証は、学校教育の範囲外である高等教育への進学資格となる場合があります。 法的根拠には法律第4/2011号(Lei n.º 4/2011)と教育制度基本法(Lei de Bases do Sistema Educativo)などがあります。主な担当機関は、国民教育・高等教育・科学研究省、地域教育局(Direções Regionais de Educação)、INDE、教育監査局などの国の機関です。公教育は法律上、宗派に属しません。教育を受ける権利と女子・男子の機会均等は法律で定められています。 公教育は法律上、6学年まで無償とされ、入学、出席、証明、教科書、学習教材が含まれます。7学年以降は、無償の適用が限定的であるか、引き続き目標として掲げられています。実際には低学年でも家族の負担金やその他の支払いが発生する場合があります。私立・地域学校にはそれぞれの費用体系があります。就学前教育施設によって料金は異なり、現行の全国一律料金は確認されていません。 公立学校のほか、私立・地域学校もあります。2025年、ユニセフ、ユネスコ、MENESICは宗教学校の統合プロジェクトを実施しました。宗教学校の資格が全国一律に国家資格と同等として認められる制度は、まだ確認されていません。そのため、学校の種類、資格認定、実際の授業状況を踏まえて選ぶ必要があります。 アクセスには依然として大きな差があります。学齢期の子どもの約28%は不就学で、初等教育を修了するのは約27%です。7~14歳の子どものうち、基礎的な読解力に達しているのは約12%、基礎的な計算力に達しているのは約7%です。入学の遅れ、留年、中退は教育経路を難しくします。貧困、長距離、都市部・農村部の格差、女子への不利益もアクセスに影響します。特に農村や遠隔地では、資格を持つ教員、教室、学習教材、水、衛生設備が不足しがちです。 授業言語はポルトガル語です。子どもが当初、授業言語を十分に使えない場合、国内の多言語環境が授業や学習への参加を難しくすることがあります。そのため、学校改革ではカリキュラムだけでなく、学校が実際に子どもを継続的に教え支援できるかも課題となります。 障害のある子どもを対象とする2022~2028年の全国インクルージョン計画があります。通常の学校を望ましい学習環境とし、インクルーシブ教育局(DGE Inclusiva)が関連業務を調整します。しかし、専門的・インクルーシブな教育は主にビサウに整備されています。聴覚障害のある子どものための学校には約450人が在籍します。視覚障害のある子どもの学校は、全盲の子ども56人を含む約380人を支援しています。点字、手話支援、通訳、視覚障害児向け寄宿舎などを提供しています。アクセス環境と全国的に信頼できるデータは不十分で、こうした拠点以外の状況は評価が困難です。 年齢が高い子どもや通常の学校に通っていない子どもには、加速学習プログラム(PEFA)があります。6年分の初等教育課程を3年間で教えるパイロット事業では、約500人の子どもが参加しました。ラジオ教育も2020年以降利用されています。2024年にはガブ州とバファタ州で200以上の授業が放送され、遠隔地域では約1,555人の子どもに届きました。保護者や地域社会も地域での実施を支えています。 2021/22年度には、就学前教育、EB1、EB2の学習者の約半数が学校給食を利用しました。提供は外部資金と物流に大きく依存し、地域ごとに差があります。授業内容も改革され、EB1とEB2の科目と課程が改訂されました。1~4学年の課程には5科目、5・6学年には8科目が設けられました。5地域の10校でパイロット事業が実施されました。世界銀行のPEQTプログラムを通じ、2023/24年度には1~4学年を教える560校が新課程を導入し、教員3,015人が研修を受け、学習者102,840人に改革施策が届きました。
ギニアビサウの学校教育
ギニアビサウの学校制度は、任意の就学前教育、9年間の基礎教育、通常3年間の中等教育で構成されます。特に6年生までは法律上無償で学べますが、貧困、距離、教室や教員の不足により、実際には通学を続けることが難しい状況です。公立、私立、地域学校が併存し、インクルーシブ教育は主にビサウに集中しています。
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