中核となる法令は、2018年12月6日制定の労働関係法31/2018号(Llei 31/2018, del 6 de desembre, de relacions laborals)です。その他の適用規則には、安全衛生に関する法34/2008号、労働組合と使用者代表に関する法32/2018号、集団紛争に関する法33/2018号、2026年4月16日以降の改正法3/2026号が含まれます。法秩序は、憲法、国際条約、法律・規則、労働協約、雇用契約、立証された職業慣行の順に構成されます。契約条件を強行的な最低基準より低くすることはできず、従業員に有利な規則が優先されます。曖昧な場合は、従業員に有利な解釈が適用されます。労働法は、使用者の指示の下で賃金と引き換えに行う個人的な労務を対象とします。公的行政、2労働日未満の臨時無償援助、一定の家族・組合業務、ボランティア、法人役員としてのみ行う職務、無給インターンシップ、一部の特別活動は対象外または限定的に対象となります。アンドラの雇用主のための越境労働では、一定の条件下で契約により外国法を選択できます。関係当局には、アンドラ政府(Govern d’Andorra)、大統領府・経済・労働・住宅省、労働局(Departament de Treball)、労働監督サービス(Servei d’Inspecció de Treball)、アンドラ社会保障(CASS)、就労許可が必要な場合の移民サービス(Servei d’Immigració)が含まれます。 雇用契約はすべて書面で締結しなければなりません。無期限、有期、季節、中断、代替、短期契約のほか、研修、統合、障害者、有給インターンシップ、承継、パートタイム、リモートワークの契約形態があります。試用期間は契約に定めがある場合に限り適用され、給与がSMIの3倍以上なら最長3か月、5倍以上なら最長6か月、それ以外は最長2か月です。同種の仕事について、同じ雇用主は3年以内に新しい試用期間を課せません。試用期間中の契約終了は、書面で、確認可能な方法で通知しなければなりません。有期契約は最長2年です。連続する契約間の空白が暦日60日未満なら、継続契約として扱われることがあります。上限が濫用された場合は、勤続期間と休暇を遡及計上する無期限雇用関係が成立します。中断契約では、呼出しを少なくとも15暦日前に行い、従業員は遅くとも5暦日以内に回答しなければなりません。短期契約は1年以内の連続30暦日までで、雇用主はCASSに通知しなければなりません。現行の就労許可を持たない外国人従業員の場合、就労開始前にServei d’Immigracióへの通知が必要です。 従業員には、実際に仕事をする権利、職業を自由に選ぶ権利、労働組合に加入・不加入を選ぶ権利、組合活動、団体交渉、集団行動、ストライキまたは不参加、情報提供と協議、研修、職業能力開発、安全、健康、プライバシー、尊厳、期限内支払い、平等な取扱いなどの権利があります。義務には、注意深く働くこと、合法的な指示に従うこと、秘密情報を守ることが含まれます。法律または安全に反する指示は、通常の就労義務を生じさせません。 通常労働時間は週40実労働時間、年1,800時間までです。四半期、半年、または年間にわたる不均等配分には労働協約が必要です。1日の勤務は10時間、週の勤務は48時間を超えてはなりません。勤務の間には少なくとも12時間の休息を取り、毎週少なくとも1日の完全な休息を得る権利があります。連続6時間以上働く場合、少なくとも30分の有給休憩が必要です。中断を含め6時間以上働く場合は、少なくとも1時間の無給休憩が必要です。通常、勤務予定の変更は少なくとも7暦日前に通知します。従業員にはデジタル機器から離れる権利もあります。 成人従業員の時間外労働には雇用主との合意が必要です。上限は週12時間、月48時間、年426時間です。例外的な状況や不可抗力では、通常の拒否可能性が変わることがあります。より有利な労働協約がない場合、割増率は少なくとも40%です。代わりに合意した代休を6か月以内に取得することもできます。未成年者、妊娠中の従業員、9か月未満の子を養育する従業員は時間外労働をできません。22:00から06:00までの夜間勤務には通常20%の割増賃金が支払われます。ただし、夜間勤務手当にすでに含まれている場合を除きます。法定および自治体の祝日は有給です。自治体祝日の具体的な割当ては、勤務地または会社の登記上の所在地によって異なる場合があります。 年次休暇は最低30暦日、または合意もしくは労働協約により22労働日です。短期間の雇用では比例計算します。休暇は義務的で、実質的に放棄できません。通常は暦年内に取得し、例外的に翌年第1四半期まで延長できます。未使用休暇はquitança(最終精算)で支払われます。病気、出産、父親休暇、養子縁組、介護によって休暇取得時期が延期されることがあります。 法定最低賃金(SMI)はアンドラ政府が少なくとも毎年定めます。2026年7月1日以降は、時給9.05ユーロ、日給72.40ユーロ、1日8時間・週40時間勤務で月額1,568.67ユーロです。現金賃金はこれを下回ってはなりません。食事や住居の現物給付は総賃金の25%までであり、現物給付自体はこの計算に含まれません。性別その他の保護対象によらず、同価値労働には同一賃金が適用されます。雇用主は銀行口座に賃金を振り込み、支払いは月1回以下とし、支払期間終了後3暦日以内に支払います。給与明細には各賃金項目と従業員のCASS負担分を記載し、雇用主は少なくとも3年間保管します。賃金または最終精算の遅延には、通常、法定利率の2倍の利息が発生します。倒産手続きでは賃金債権が優先されます。 CASS登録は就労開始時に始まり、試用期間も対象となります。従業員は賃金の6.5%を負担し、そのうち3%が一般保障、3.5%が老齢保障です。雇用主は15.5%を負担し、合計は22%です。雇用主は従業員負担分を源泉控除し、双方の負担分を納付します。雇用主が納付しなくても、従業員の保険保障が自動的に失われるわけではありません。労働災害と職業病は、事前の拠出期間なしに初勤務日から保障されます。通常の病気または業務外事故の給付には、一般に少なくとも25日の拠出日数と追加の現行拠出条件が必要です。雇用主はリスク評価、予防策、従業員研修、個人用保護具、必要な健康管理を実施します。安全対策にかかる費用を従業員に負担させてはなりません。医療情報は秘密として扱われ、雇用主が受け取れるのは通常、就労適性に関する情報のみです。事業所は、独自に、指定従業員を通じて、または認定外部予防サービスを利用して、労働安全を組織します。従業員20人未満の事業所では、代表者が選任されていない限り、情報提供と協議を直接行います。重大で差し迫り、回避できない危険から離れたことを理由に不利益を受けてはなりません。雇用主は労働災害を2労働日以内にCASSへ報告します。報告が遅れても、給付資格が自動的に失われるわけではありません。 法定の就労中断・停止理由には、就労不能、出産、父親休暇またはパートナー休暇、養子縁組、介護、妊娠リスク、ジェンダーに基づく暴力、勾留、家族介護、合意休暇、一時的な不可抗力、懲戒措置、ストライキ、公職などが含まれます。適法な中断後、従業員は通常、同じ条件で職場に復帰します。診断書は48時間以内に雇用主へ通知しなければなりません。出産休暇は20週間で、多胎出産または該当する障害がある場合、該当する子ども1人につき2週間追加されます。父親またはパートナーの休暇は4週間で、該当する障害がある場合は1週間延長されます。養子縁組休暇は20週間で、多数の子どもの養子縁組または該当する障害がある場合、該当する子ども1人につき2週間延長されます。ジェンダーに基づく暴力の場合、雇用関係を最長3か月停止でき、裁判所が延長することがあります。雇用主には3暦日以内に知らせなければなりません。勤続3年を超えた後は、1か月から2年間の無給家族介護休暇に合意でき、休暇後は同じ職種群へ復帰する権利があります。 雇用関係は、契約満了または業務完了、合意、死亡または恒久的就労不能、事業閉鎖、雇用主の退職または倒産、確定した拘禁刑、解雇などで終了します。無期限契約の不当解雇では、予告期間は勤続1年につき12日、最長30日で、さらに勤続1年につき25日分の賃金、最長365日分が支払われます。有期契約の途中終了では、勤続1年につき25日分の賃金に加え、残存契約月数ごとに2日分が適用されます。人員整理による解雇では、予告期間とこの退職補償の半額を組み合わせます。90日以内に従業員の少なくとも10%かつ5人以上が対象となる場合、集団解雇に該当します。協議期間は従業員50人未満なら15暦日、50人以上なら30暦日です。省は8労働日以内に承認または確認を決定し、協議開始から実施日まで少なくとも30暦日必要です。懲戒解雇には予告期間や補償金がありませんが、具体的理由を書面で示す必要があります。すべての解雇は書面で、確認可能な方法により通知しなければならず、必要な方式が欠ける場合は不当解雇とみなされます。妊娠中の従業員が受け入れられない不当解雇を争うには、妊娠を通知し、10労働日以内に診断書を提出できます。無期限契約の不当解雇では予告期間と退職補償の請求額が25%増額され、上限は給与24か月分です。有期契約も対応する退職補償請求額が25%増額されます。妊娠中の従業員への補償は、勤続1年につき少なくとも3か月分の賃金です。差別解雇または基本的権利行使を理由とする解雇では、損害賠償に加え、従業員の選択により未払い賃金を伴う補償または復職が認められる場合があります。 従業員が退職する場合、勤続1年未満なら10労働日、1年超なら15労働日の予告が必要です。重大または反復する安全違反、合意した業務からの大幅な逸脱、賃金の反復した不払いまたは遅延には、即時退職が正当化される場合があります。quitançaは、雇用主による解雇では最終勤務日または遅くとも翌労働日までに、従業員の退職では2労働日以内に作成します。争いのある金額は5暦日以内に裁判所へ供託しなければなりません。求めに応じて、雇用主は雇用証明書または在職証明書を発行します。 労働組合は法32/2018号(Llei 32/2018)に基づいて活動します。従業員30人以下の会社では従業員代表を選出します。31~49人では代表機関は3人、50~99人では5人、100~199人では7人、200~499人では9人、500人以上では11人です。有期契約の従業員も代表対象です。一般に、少なくとも6か月雇用され、週20時間以上働く人に投票権があります。候補者と代表者は解雇や制裁に対する特別保護を受けます。機密保持義務を伴う有給の代表活動時間が認められます。労働協約は書面で締結し、7暦日以内に登録または寄託します。産業別協約はBOPA(アンドラ公国官報)に公表され、企業協約はDepartament de Treballに寄託され、公表または寄託時に発効します。協約は3か月前の通知により終了できます。集団紛争は当事者の一方が書面でDepartament de Treballに申し立てます。相手方には2労働日以内に通知され、5労働日以内に調停審理が行われます。ストライキ、仲裁、必須サービスには法33/2018号の保障が適用されます。労働組合の権利侵害には緊急・優先の司法保護を利用できます。 労働法上の手続きは、通常、労働手続規則に従って通常民事裁判所で進められます。雇用契約に基づく請求権は1年で時効となります。解雇補償の請求は、該当事由を知った後40労働日以内に提起しなければならず、従業員の退職に対する補償請求にも同じ期間が適用されます。従業員は制裁の審査を裁判所に求めることができます。Servei d’Inspecció de Treballは自ら、または苦情を受けて職場や書類を検査し、当初は証拠力を持つ所見を記録します。直ちに被害が生じない軽微な違反には是正命令が出される場合があります。雇用主に対するリスクは、軽微な違反で50~500ユーロ、重大な違反で501~3,000ユーロ、特に重大な違反で3,001~24,000ユーロの罰金です。確認した公式ページには、通常の労働監督に対する一般料金は記載されていません。国の基本制度はアンドラ全土に適用されますが、自治体の祝日や労働協約により詳細が異なることがあります。
アンドラの労働法
アンドラの労働法は、従属労働、雇用契約、労働時間、賃金、保護、代表、紛争、契約終了を規定します。雇用契約は期間や形態を問わず書面で締結しなければならず、法定最低基準を従業員に不利な形で引き下げることはできません。適用区分は勤務地、労働協約、居住・就労許可、アンドラ社会保障への加入などによって決まります。
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