主な法的根拠は、移民資格を規定する法律(Llei qualificada d’immigració)9/2012であり、5/2025、6/2024および2/2026によって改正されています。入国管理局(Servei d’Immigració)、内務省(Ministeri d’Interior)、移民医療サービス(Servei Mèdic d’Immigració)、警察隊(Cos de Policia)、教区自治体(Comú)、アンドラ社会保障基金(CASS)その他の所管当局が、手続に応じて責任を分担します。どの許可を取得するかによって、アンドラで生活、就労、就学、サービス提供、事業運営または一時滞在ができるかが決まります。\n\nアンドラ自体は通常の旅行者向けに独立した入国ビザを発給していませんが、シェンゲン加盟国ではありません。通常はフランスまたはスペインを経由して入国します。そのため、第三国国民はフランスまたはスペインが発給するシェンゲンビザを必要とする場合があり、旅行計画によっては再入国または数次入国を認めるビザが必要です。観光滞在は365日間に最大90日までアンドラに滞在できますが、シェンゲンの上限は通常、任意の180日間に90日です。観光目的では就労できません。90日を超えて滞在する、またはアンドラで就労する予定がある人は、適切な移民許可を取得する必要があります。シェンゲンでの滞在超過は不法な滞在状態につながり、アンドラの許可取得を妨げる可能性があります。\n\nアンドラは労働市場の需要に基づく政府割当を用いています。申請は通常、時系列順に優先され、条約締約国の国民、次いでEUおよびEEAの国民、さらにその他の国籍の順に優先されます。2026年の一般枠は800件で、その内訳は居住労働者624件、越境労働者176件です。これに加えて、スポーツ選手向けに150件の別枠があります。2026年6月に発表された250件の増枠は、全体枠から差し引かれます。空き状況は急速に変わる可能性があるため、申請準備時に確認する必要があります。家族再統合の割当枠は0件です。\n\n主な就労区分には、アンドラ企業との無期限契約とアンドラにある恒常的かつ実質的な住居を前提とする無期限の居住・就労許可(residència i treball)、アンドラで働くものの通常は国外で夜間を過ごす人の越境就労許可(treball de fronterer)、アンドラ企業のために働きながら恒久的に国外に住む人の非居住就労許可(treball sense residència)、特定の契約、業種または季節に結び付いた一時就労許可があります。通常の居住労働者向け許可は最初は一年間で、通常は二年間の更新を三回行うことができ、その後、七年経過後に十年間の許可となります。越境就労許可は最初は一年間で、通常は三年間更新されます。雇用主は申請書に署名し、労働者の有効な許可を確認し、雇用の開始と終了を届け出て、就労を認める前に承認を待たなければなりません。\n\nその他の可能性には、自営業、国際協定の対象機関での教育、就学、承認された実習、高度競技スポーツ、研究、デジタル業務、起業および受動的居住があります。自営業の申請者は通常、割当枠を必要とし、区分によっては職業許可、関係する職能団体への登録または投資許可が必要です。投資に基づく受動的居住には、通常、アンドラの資産百万ユーロ以上、または住居基金(Fons d’Habitatge)に直接または間接的に恒久投資した400000ユーロ以上に加え、主申請者について金融庁(AFA)への50000ユーロの預託、各扶養家族について12000ユーロの預託が必要です。適格な不動産投資は一戸あたり800000ユーロを超えなければなりません。デジタルノマドおよび起業家向け許可には、経済省の肯定的な決定、十分な資力、住居、保険、通常は年間90日以上の滞在が必要です。\n\n家族再統合の対象には、配偶者または安定したパートナー、未成年の子、一定の扶養される成年の子、65歳以上または退職した扶養親、ならびに後見または保護下にある人が含まれます。スポンサーは、真正な家族関係、適切な住居および尊厳ある生活に十分な資力を証明しなければなりません。扶養家族には完全な健康保険が必要です。アンドラに恒常的かつ実質的な居住地を持つ労働者は、通常、割当枠なしで家族再統合を利用でき、許可期間はスポンサーの資格に従います。偽装関係、重婚および裏付けのない扶養主張は認められません。\n\n申請には通常、申請書、パスポートまたは身分証明書、最近の写真、関係国の犯罪記録証明書、宣誓書、住居証明、身分または家族関係の書類、雇用契約または任命書、必要に応じた資格証明または履歴書、資金証明、保険、社会保障関係書類および同意を伴う健康診断が必要です。外国の公文書には通常、アポスティーユまたは領事認証が必要です。入国管理当局は追加書類または追加検査を求めることがあります。住所、雇用主、身分その他の関係情報の変更は届け出なければなりません。教区自治体への登録は、就労および家族再統合の場合は通常三か月以内、受動的居住、デジタル業務、起業および一定の居住施設区分では一か月以内に行います。居住者は社会保障への対応、許可証の携帯、必要な場合の運転免許証の承認、輸入車両の通常十二か月以内の登録も行わなければなりません。16歳未満の子どもは就学しなければなりません。\n\n更新は、実際の許可区分と本人の実情によって異なります。居住労働者は、恒常的かつ実質的な就労と居住を維持しなければなりません。雇用の空白は、雇用サービスに届け出た場合、通常、連続60日以内かつ年間90日以内に収まる必要があります。自営業者には通常、年間183日の滞在が必要であり、受動的居住者、デジタル労働者、国際的に活動する専門職および起業家には通常、年間90日以上が必要です。更新申請は期限前に提出する必要があります。期限内に申請すれば、通常、審査中も従前の権利を継続できます。更新可能な許可が失効した場合、最終決定まで一年未満の暫定資格が付与されることがあります。\n\n一定の更新では統合の証明が必要です。一部の労働者およびスポーツ選手は、最初の更新時にカタルーニャ語A1、二回目の更新時にA2を、通常は政府の卒業証書または認定同等資格によって証明しなければなりません。国籍取得には、通常、70歳未満の申請者についてカタルーニャ語B1が必要であり、アンドラの歴史、地理および制度に関する知識も対象となります。\n\nアンドラには、包括的な難民制度に相当する一般的な庇護手続が存在することを直接示す証拠はありません。4/2018法は、UNHCRの保護下にある人、または組織的もしくは広範な人権侵害の影響を受けた人に対し、例外的な一時的・移行的保護を定めています。この保護は通常二年間続き、例外的に6か月延長されることがあります。住居、就労または訓練、社会・医療サービスおよび就学を利用できますが、それ自体が難民資格を成立させるものではありません。その後、通常の居住・就労許可またはその他の適用可能な法的資格が必要となる場合があります。\n\n国籍は、血統、出生または養子縁組、アンドラ国民との婚姻、または帰化によって取得できる場合があります。婚姻に基づく取得には、通常、婚姻前後を通じた少なくとも五年間の中断のない主要または恒久的居住、統合、同居および関係する有罪判決がないことが必要です。通常の帰化には、一般に20年間の主要または恒久的居住が必要で、そのうち申請直前の少なくとも五年間は実効的な居住でなければなりません。十年間の居住とアンドラでの十年間の就学後には、特別な経路が適用される場合があります。申請は政府(Govern)に提出し、居住、犯罪記録および就学の証拠ならびに忠誠と法令遵守の宣言が必要です。肯定的な決定は、五年以内に以前の国籍を失ったことの証明を条件とし、放棄手続を開始している場合は最大二年間の延長が認められることがあります。アンドラは、公共の秩序または国益を理由に申請を拒否でき、他国籍を積極的に保持しているとアンドラ国籍を失うリスクが生じる場合があります。\n\n内務省または権限を委任された代理人が初回申請を決定します。要件不足、虚偽または隠匿された情報、偽装、安全保障または公共秩序上の懸念、医学的不適格、割当枠の消尽または権利濫用を理由に拒否されることがあります。申請者と雇用主が明示的に同意し、その他の要件を満たせば、拒否された許可を別の許可に置き換えられる場合があります。居住者の不服申立ては通常、最終判決まで執行停止の効力を持ちますが、越境労働者または非居住労働者の不服申立てには通常その効力がなく、最大30日以内の出国を求められる場合があります。退去手続では、内務大臣が決定する前に十営業日の弁明期間が与えられ、居住者には通常、執行停止の不服申立ての権利があります。一定の未成年者、アンドラで生まれ中断なく居住している人、20年以上合法的に居住する人は、絶対的な安全保障または公共秩序上の理由がない限り、退去に対してより強い保護を受けます。\n\n適切な許可なしの就労、許可の範囲外での就労、越境労働者としてアンドラで夜間を過ごすこと、または許可終了後も滞在することは、不法な滞在状態や制裁につながる可能性があります。罰金は、軽微な違反では50から200ユーロ、重大な違反では通常1000から3000ユーロ、非常に重大な違反では3000から6000ユーロです。関係する場合には、回避した預託金の最大2倍となることもあります。当局は、実質的な居住または就労の欠如、虚偽情報、禁止された業種変更、必要な投資の不履行または家族再統合の不正利用を理由に許可を取り消すことがあります。雇用主は、許可が発給される前に就労を認めてはなりません。
移民法:アンドラにおける
アンドラの移民法は、入国、短期滞在、就労、居住、家族再統合、保護資格、永住および国籍を規定します。アンドラはシェンゲン圏に属さず、通常はフランスまたはスペインを経由して入国するため、旅行者はシェンゲンとアンドラの両方の要件を満たす必要がある場合があります。90日を超える滞在またはアンドラでの就労には、通常、適切な移民許可が必要です。
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