2021年のEESI3調査では、カメルーンに複数の住居形態が記録されています。世帯のうち65.8%が所有者で、その内訳は正式な土地権原を持つ世帯が18.1%、持たない世帯が47.7%でした。賃借人は28.9%で、通常賃貸が28.0%、賃貸購入方式(location-vente)が0.9%でした。さらに4.9%は他者が提供する住居に住み、家族・友人からの提供が3.5%、雇用主からの提供が1.4%でした。都市部では通常賃貸が43.5%、正式な権原を持つ所有が22.3%、権原のない所有が28.0%でした。農村部では正式な権原のない所有が74.5%でした。この統計は、カメルーンで住居を探す際、建物そのものと、そこに居住する法的・実務的な根拠を区別する必要があることを示しています。 住居を得る主な経路は、民間所有者、カメルーン不動産会社(Société Immobilière du Cameroun (SIC))、認定不動産業者、démarcheursと呼ばれる非公式仲介人、家族・親族、雇用主、地域社会、慣習上の権威者です。世帯によっては、家族または慣習上の土地に少しずつ建物を建てます。正式な契約形態には、賃貸借、売買、賃貸と将来の購入を組み合わせるlocation-vente、契約上の支払条件や引渡条件に応じて所有権が移転するlocation-accessionがあります。非公式な取り決めは口頭合意、短い書面、家族による割当、交渉した前払い賃料に依存することがあります。住居を得る手段にはなりますが、証拠や取引の安全性は通常弱くなります。 入居前に、所有者の身元と権限、土地取得の経緯、土地権利を示す最も強い正式証拠である土地登記権原(titre foncier)、住所、境界を確認してください。取引や土地利用の照会では、都市計画証明書(certificat d’urbanisme)も確認します。道路アクセス、排水、水道、電気、衛生設備を調べ、洪水、地滑り、火災の危険を評価してください。書面の賃貸借契約には、契約期間、賃料、前払い、保証金、追加料金、修繕責任、領収書を記載します。確認した公的資料では、全国共通の賃貸プラットフォーム、標準賃貸契約書、賃借人委員会は確認されていないため、契約と記録に残る交渉が特に重要です。 専門の不動産業者は、法律第2001/020号と政令第2007/1138/PM号の規制を受けます。認定業者は、認可、職業カード、保証金、職業賠償責任保険を備えている必要があります。業務書類には認可番号と参照情報を記載しなければなりません。地位と物件の仲介権限を確認できる業者を選んでください。démarcheurは物件を紹介する場合がありますが、認定業者と同等の保証を提供するものではありません。 国有財産・地籍・土地登記省(MINDCAF)が正式な土地登記を管理します。直接登記の場合、申請者は4部を区役所または県の窓口に提出します。最長3日以内に受領証が発行されます。その後15日間の公告が行われ、諮問委員会と境界測量が申請内容を扱います。最終公告後、異議のない期間が30日続くと、土地登記簿への登録と権原書の副本発行につながる場合があります。MINDCAFの案内では約6か月とされていますが、実際の期間は異なることがあります。公表された費用には、申請書類3,000 FCFA、都市部の直接登記は1平方メートル当たり5 FCFA(最低5,000 FCFA)、農村部は1平方メートル当たり1 FCFA(最低3,000 FCFA)、売買・譲渡は購入額の2%、賃貸借登録は賃料総額の1%が含まれます。測量、印紙、公証などの費用が加わる場合があります。 家族または慣習による割当、私的契約、事実上の占有、自力建築は、正式な権原の普及率が低い地域を中心に広く見られます。境界、相続、二重請求をめぐる争いが起こりやすく、立ち退き、転売時の証明不足、建築費の損失にさらされることがあります。地方当局、公証人、MINDCAFは土地の経緯確認を支援できます。建物が実在することだけでは、所有権の証明になりません。 外国人が民間不動産を購入または贈与で取得する場合、通常は事前のMINDCAF許可、現地確認、贈与または売買に関する大臣の認証が必要です。その後、公証人がMINDCAFとともに権原の移転または分筆を処理します。国有地は、適用条件に基づき最大99年間の長期賃貸借(bail emphytéotique)またはコンセッションで提供される場合があります。通常の賃貸には、同じ特別許可手続が文書化されていません。 社会住宅事業には、住宅・都市開発省(MINHDU)、財務省(MINFI)、SICが関わります。確認された方式には通常賃貸、location-accession、売買があります。文書化された適格条件には、カメルーン国籍、住戸取得時に都市部の不動産を所有していないこと、賃貸の場合は世帯月収350,000 FCFA以下、取得の場合は500,000 FCFA以下、世帯につき1件の割当が含まれます。所得上限を超える割当は最大5%まで認める限定的例外があります。避難民、災害被災者、困窮する女性、収用の影響を受けた人には優先措置が適用される場合があります。これらの条件は自動的な割当を意味しません。空き住戸、選考、資金、事業規則が結果を左右します。 カメルーン住宅金融公庫(Crédit Foncier du Cameroun (CFC))は、Prêt Foncier Classique、Prêt Foncier Locatif、Prêt Promo Foncier、Plan d’Epargne Logementなどの商品を提供しています。居住者とディアスポラの構成員が申請できますが、所得、権原、自己資金、返済能力、保険、公証要件、抵当担保などの条件があります。文書化された社会向け商品では、税を含めて金利5%、最長25年、自己資金10%以上で、最大30,000,000 FCFAの借入が認められます。承認と商品条件は個別事情によるため、申請前に最新条件を確認してください。 土地に建築したり用途を変更したりする場合、都市計画証明書(certificat d’urbanisme)を確認してください。不動産取引と土地利用照会のいずれにも必要です。建築・設置許可は市長が発行します。図面は登録建築士の責任で作成し、都市開発事業には都市計画士も必要です。審査期間は45日で、その期間内に不許可が通知されなければ、文書化された規則上、許可が成立したものとして扱われます。建築は2年以内に着工しなければ許可が失効します。宅地造成・分譲(lotissement)には事前の分筆許可が必要で、解体には解体許可が必要です。 水道と電気の利用状況は地域によって異なります。CAMWATERは、窓口またはオンライン申請で都市部・都市周辺部の水道接続を扱います。個別接続が利用できない場合、共同給水栓や販売業者を利用する世帯もあります。Eneoの申請には通常、本人確認書類、所在地図、見積書、支払領収書が必要です。参考となる標準所要時間は、都市部の低圧接続が約5日、農村部が15日、既存接続へのメーター設置が保証金納付後に都市部で3日ですが、現地の条件によって変わります。共用メーターや子メーターでは、消費量と料金の配分を書面で決めてください。 水道、電気、衛生、排水の整備には地域差があります。現地処理型の衛生設備が一般的で、計画性の低い地域や都市周辺部では洪水が起こることがあります。斜面では地滑りの危険があり、建物や周辺環境によって火災リスクが高まる場合もあります。木造とコンクリート造では、維持管理や気候への影響が異なります。契約または支払いの前に、排水、アクセス、電気、水の貯蔵、衛生設備、周辺地形を確認してください。 確認した資料には、信頼できる全国賃料基準がありません。賃料、前払い、保証金、仲介手数料、内見料、光熱費、修繕費は一般に交渉で決まります。都市部の調査と世界銀行資料によると、賃料6~12か月分の前払いが多く、ドゥアラとヤウンデの一部では10~12か月分の例もありますが、これは全国共通の法的規則ではありません。前払いと保証金を別々に扱い、目的を書面に記録し、すべての支払いについて領収書を受け取ってください。 賃貸借終了後の更新または退去は契約に従います。物件目録、鍵、メーター検針値、領収書、未払いの光熱費、保証金と前払いの精算を記録してください。売買や譲渡は公証人とMINDCAFを通じて行います。location-accessionでは、合意した契約と支払・引渡条件に基づいてのみ所有権が移転します。確認した資料では、すべての民間賃貸に適用される全国共通の解約通知期間や保証金返還基準は定められていません。書面契約と地域の専門家への相談が重要です。
カメルーンの住まい
カメルーンの住まいには、賃貸住宅、持ち家、自分で建てる住宅があります。社会住宅や、家族・雇用主が提供する住居もあります。正式な契約と非公式な取り決めでは、証明、安定性、サービス、支払い条件が異なります。水道、電気、排水、土地登記はそれぞれ別に確認が必要です。
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